殺すな!JCLはガザでの速やかな停戦を求める

 2023年10月に始まったイスラエルのガザ攻撃はすでに2万8000人を超える死者を出すにいたりました。
 しかも映像でもわかるように犠牲者のほとんどが子どもを含む一般市民であり、大量虐殺と言えるものです。

 

 また、国境なき記者団によれば、ガザでは4ヶ月で少なくとも84人のジャーナリストが殺書されたといいます。自由な報道の危機は民主主義と人権の危機でもあります。

  

 イスラエルとパレスチナの軋轢は長い歴史の中で作られてきたものであり、簡単に解決できるものではないことは承知していますが、進行しつつある悲劇を黙って見ていることはできません。

 

 私たち自由ジャーナリストクラブ(JCL)は次の3点を求めます。

 

 1、イスラエルはガザに対する攻撃を止め、イスラエルとハマスはただちに停戦すること。  2、日本政府は、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への資金拠出の一時停止を撤回す るとともに、パレスチナ国家を承認し、イスラエルとパレスチナの人々が平和的に共存していくための努力を重ねること。 
 3、国連安全保障理事会は、武力紛争における報道関係者の保護を定めた安保理決議を実行すべく必要な措置をとること。


2024年2月15日

                       一般社団法人自由ジャーナリストクラブ
                                 代表理事小山帥人

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